その言葉を聞いた瞬間、私は冷や汗が出た。



拓斗がそんなコト言うはず無いと思った。



でも―……



「それを、、、グスッ...男子の前で言われてッ…その後鼻で笑われてッ…」

「ひどいッ」

「そんな奴だったんだ!!」

「悪魔だよ!!」

「うぅん魔王だょ!!」



クラス皆がそぅ言ってる中、私は信じられなくて考えてた。


きっと、、、また言われないようにするためだッて思った。



「あんな奴、、、もぅ名字で呼ばない!!『魔王』ッて呼んでやる!!」

「苺ちゃんもあんな奴と話しちゃダメだょ!?」

「そーだょそーだよ!!」



そぅ友達の話を聞いてると、まるで拓斗が―


私を近づけさせないようにするための様な気がして...


それ以来、拓斗はその渾名を守るかのように、


冷徹で、無感情に言葉を発して…そぅ行動するようになった。