名を呼ばれて後ろに振り向く。


後ろを見ると苺がぽろぽろ涙を流していた。


 小学生のときのコト…思い出したんだな。。。


きっと苺の心に深く傷が入ってるはずだ。


「苺」そぅ声をかけようとした瞬間だった。


ガクッと苺が足から崩れ落ちた。



「!? 苺ッ…」

「苺ちゃん!?」

「苺ッ」



俺はあわてて苺を支える。



「ちッ……極度の緊張から安心したからか…」

「苺チャンッ苺チャンッッ!!!」



苺の友達が一生懸命苺に話しかける。


俺はそのコに苺を預ける。