文句を言い出した土原。


俺は気にせずに睨み続ける。



「それに。 いつもシカトするし…」



気にしない。 そんな風に見られてるコト知ってる。


俺は睨み続ける。



「それに…「ヤメテ!!!」

「ッ!?」



突然誰かが土原の言葉を遮った。 誰かと思って周りを見る。


それゎ―…隣に居た苺だった。



「何だよ?? 猪口」

「ぁ―……」



苺は視線を落とし黙る。 それでも聞いている土原。



震えているのが分かった…