ニコッと笑って自分の席に戻った苺。


笑った顔が見れたことが嬉しかった。



「苺ちゃん、魔王様とどんな関係?」



と、そんな言葉が聞こえてきた。


俺は体を強張らせる。 言ったらきっと―…あぁなる。。



「小学校の友達だよ?」



という苺の声が聞こえた。


その返事に安心したようなショックを受けたような気持ちになった。



 (ぁれが……良い答え方なんだ。)



俺はそぅ自分に言い聞かせるようにした。