「吉丸さんに気安くさわらないでもらえますか? 神谷センパイ……」
葵くんが、めずらしくトゲのある声を出して、紫音センパイをにらみつける。
「望月センパイの言うとおりだよ、兄さん。吉丸センパイを兄さんが思いどおりにできると思ったら大間違いだよ」
怜音くんも、葵くんに同調する。
「あーん? さわやかぶってるサッカー馬鹿と、鼻たれ小僧の怜音か。おれに意見するのは一万年はえーよ」
紫音センパイの高飛車な態度に、葵くんと怜音くんは激怒!
「だれがサッカー馬鹿だ!」
「鼻たれ小僧って何だよ!」
あーもう、ケンカしないでよ!
佐々木さんたちは「イケメン王子が三人も、つむぎちゃんをめぐって争ってるわ!」って興奮してるし。
もう収拾がつかないよ!
「こらっ! 何さわいでるの!?」
保健室の先生が戻ってきた。
湊斗くんが声をかけてくれたんだね。
「ほらほら、関係のない子は出なさい!」
賢ちゃんと遙さん以外は追いだされてしまった。
一応、先生に腰を診てもらったけれど、特に異常はないそうで……。
葵くんが、めずらしくトゲのある声を出して、紫音センパイをにらみつける。
「望月センパイの言うとおりだよ、兄さん。吉丸センパイを兄さんが思いどおりにできると思ったら大間違いだよ」
怜音くんも、葵くんに同調する。
「あーん? さわやかぶってるサッカー馬鹿と、鼻たれ小僧の怜音か。おれに意見するのは一万年はえーよ」
紫音センパイの高飛車な態度に、葵くんと怜音くんは激怒!
「だれがサッカー馬鹿だ!」
「鼻たれ小僧って何だよ!」
あーもう、ケンカしないでよ!
佐々木さんたちは「イケメン王子が三人も、つむぎちゃんをめぐって争ってるわ!」って興奮してるし。
もう収拾がつかないよ!
「こらっ! 何さわいでるの!?」
保健室の先生が戻ってきた。
湊斗くんが声をかけてくれたんだね。
「ほらほら、関係のない子は出なさい!」
賢ちゃんと遙さん以外は追いだされてしまった。
一応、先生に腰を診てもらったけれど、特に異常はないそうで……。