「あ、、あれは…私がね…その〜勘違いしてて」


「は?勘違い?」


「うん…。それが――」


その後は、あの文化祭の時そうちゃんがしていた告白の練習をわたしが勝手に


”誰かに告白してる”と勘違いした事と


その誤解を解いてくれたのが涼太だったことをそうちゃんに話した。



「なんだ。そうだったのか、でも、美羽と仲直りできて恋人になったのは良いけど…、あいつに手助けされたのは納得いかないな…」


「へ?!こ、こここ恋人?!」


「?だってそうだろ?俺たち両思いなわけだし」


「え?!両思いなの?!」


「そうに決まってんだろ?もしかして、嫌なのか?」