「そうち…颯也君…?」


危なかった…。今そうちゃんって言おうとしちゃった!


ん…?でも待てよ…。


何で私は耳をふさがれているの?


頭の中でそう考えながら、ふと小関君の方を見ると青白くなりながら去っていった。


(やっぱり、具合悪かったのかな…?)


心配だけど、まず今の状況を説明してほしい!


やっと塞いでいた耳を開放され、そうちゃんになぜ塞いだか聞いた。


でも