「あ、ごめんごめん!


じゃあ、進展楽しみにしてるよ!」


それだけ言い残して、自分の席に戻ろうとした時、一度こっちを振り返った琴葉は


「私はいつも美羽の味方だからね!」


と言ってくれた。


その言葉を聞いて、涙が出そうになった。



(ありがとう、琴葉…。)


やっぱり、私には琴葉しかいないなと思った瞬間だった。