気まずくなるのかと、思っていたから…



そして、この日から俺は今まで我慢してきた分




思う存分美羽を溺愛することを決意した。




理由は、一目瞭然。


(一ノ瀬とかいう幼馴染なんかに美羽を渡してたまるか)


という思いからだった。








―――次の日。


俺は早速美羽と一緒に家を出てきた。