「そ、颯也君!お風呂先に入る?」


「いや、美羽先に入っていいよ」


「わかった!ありがとう!」


内心ホッとしている。


颯也君が寝たあと1人でお風呂はいるのはすごく心細かったから。





「ふぅ…。今日もつかれたな〜、」


湯船に浸かり終わり、でようとしたそのときーーー




―――――ゴロゴロ!!!!


「わ!?!?!!」


途端、停電して私は足をすべらせてしまった。



「美羽?!?!」


颯也……君……。目の前に焦る様子の颯也君が見えたが、そこで私の意識は途切れた…。