――「先生は⋯先生にはっ…私の気持ちなんてわからないくせにっ!」

先生に、言いすぎちゃったかな。

ちゃんと、月曜日に謝まろう。

それで、過去のこともちゃんと話して、心暖のことも知ってもらおう。

先生になら、魚島先生になら⋯。

今の私でも、話せる気がする。

不運と不幸は違うから。

ずっと不運だって思い至ってたことが、今では不幸になっている。

でもきっと先生ならわかってくれるよね。

―ピロン♪

スマオの通知音がなった。

画面を見ると、そこには「林菜」とかかれている。

おそるおそる画面をひらくと、数学についてかかれていた。

林菜
<おはよう!
急にごめんね‪ ᯅ̈՞ ՞‪
数学のワーク宿題だったじゃん?
返ってきてたっけ?>