獲物って……まさか……!

「フシギお前……!」

「ありがとうフシギ。危うく逃げられるとこだったよ」

「しっかりしなさいよね」

さっきまでただの同級生だと思っていたフシギが七不思議と仲良く話をしている。

こんなの……。

「さあさあ、君が行かなくちゃいけないのはこっちだよ」

「いでっ!おい、離せ!」