「あ、どうも。あかず、昨日俺くらいの身長の男子が来たよね?」

「あー、来ましたね」

よし、覚えてるっぽい。

「そいつを返してほしいんだけど……」

俺が言葉を続けていくと同時にあかずの顔が険しくなっていく。

「……じゃあお前は、せっかく手に入れた獲物を手放せと?」

「まあ、そうゆうことになるけど……」

てか、七不思議って俺らのこと獲物だと思ってんのか……。