告白しちゃったことすら忘れてるとか、本当私のバカバカ!!


「千幸、今日も一緒に帰って、お昼ご飯も一緒に食べてくれるなら許してあげてもいいよ」

「ええっ……!!」


後ろからそんな声がして、とても悩む。


だって……恥ずかしい!すごく照れちゃう。

でも、一緒にいれるのは楽しいし幸せだし、できるだけ会いたい……。


うう……どうしよう……。


「でもそうじゃないなら……千幸とは、しばらく会えないかも」

「そ、そんな……!わかった、一緒に帰るし食べる!」

「わかった、それでいいんだよ」


満足したように笑ってくれた忍くんにホッとして、身体の力が抜けて行くみたいだった。


にしても、本当に大好きだなぁ、忍くんのこと。


ずっと、忍くんと一緒にいたい。


忍くん、私のことどう思ってるのかな……?

一緒にいるのは楽しいって言ってくれてるけど、それはお友達だけだからかもしれないし。