「元気出して!殺さないとってことは、その場に来たら絶対ってことでしょ?なら、夜に学校に入れ

ないようにして貰えばいいんだから!」

「……うん、ありがと」

レオンは何かを我慢するようにそう言った。

でもそんなこと、七不思議と話せてハイテンションな私は一切気づかない。

「あかりは優しいんだね」

そう言ってフワッと笑ったレオンは、世界で人気の出るアイドルになれるんじゃないかというくらい

キラキラしていて、思わず魅入ってしまう。