「凛ちゃんは、
恥ずかしがり屋で可愛いね~。」

俺がお菓子を食べながら言った。


――――――――

「早音ー。

格好いい、
お兄様が迎えに来ましたよー。」

俺が言った。

「あー!!隼人来たー!」

早音が笑顔で、俺を見る。


「わぁー。隼人君だよっ!」

「早音は、いーなー!」

「羨ましいー!」

早音の友達が俺を見て言う。

「楽しかった?」

俺が聞いた。

「うんっ!」

早音が笑顔で言う。

それは、良かった。

「…いい加減、1人で帰れよー。」

俺は言った。

正直面倒くさいんだけど。

棗達が早音を可愛がってるから、
行かなかったら、かなり怒られる。

「だってー!隼人と帰りたいー!」

早音が言う。

「…由貴呼べよ、由貴。」

俺は言った。