「……どうしよう…。」


完璧に迷子になってしまった。



おどおどしながらも、歩いていた。


あっ!


携帯あるじゃんっ!


そう思って、携帯を探す。











「………嘘ー…。」









よくよく考えれば、お弁当を届けに行くだけだったからバックも何も持ってきていなかった。




ガーン…。





「もう…、どうしよ~…。」


半泣きになりながら、歩き回る。




「ねえっ!」


そんな時、声をかけられた。