こいつ、よくそんな事を堂々と…。


「うるせーなっ!ほっとけ馬ー鹿っ!!」

俺がムキになって言う。

「馬鹿だけは、言われたくないしっ!」

美波が舌を出す。


ガキかよ。

それからずっと、言い合いをしていた。


結局、そのまま長い学校は終わった。

部活してないし、すぐに家に帰る。

もちろん、暇だった。


―――――――――――――

「本当に部活いいの?」

私が聞く。

「大丈夫だって。
俺、練習なんてしなくてもレギュラー入れるから。」

なんて、言っている。


どこから、そんな自信が出るんだろう。


そんな事を言ってる内に家に着いた。

「凛の家、初じゃん~♪」

隼人が嬉しそうに言う。


そいえば、前来てなかったな。