何よりも、真の言葉が嬉しかった。


「…凛~!お菓子まだっ♪」

そう言って、美波がきた。

「ごめんっ。はい。」

私がお菓子を渡した。

「私、これ超好きー!」

美波が嬉しそうにお菓子を食べる。


「…もうちょっと、遠慮しろよ。」

龍也が言った。

「うるさいなー。はい、どうぞ~。」

美波が龍也にお菓子をあげる。

「言っとくけどね。
私、凛だから遠慮しないのっ!」


真みたいな事言うね。


「分かるっ!
凛だから、言えるんだよなっ!」

真が同感してるし。