真が分かったかのように、手を叩いた。

「その手があったかっ!」

やっぱり見えてなかったんだね。


そう言って、真は隣のベッドに行った。

寝たら寝たで、私がつまんない。

なんて、思っていた。

けど、10分もたたない内に。


「…ダメだ。」


そう言って、起き上がった真。


それを何も言わずに見ていた。


すると、
また私が寝ているベッドの隣に座った真。


「寝れないんだけど、どうすればいい?」

真が言った。

「…さぁ?」

私が苦笑いで言う。

「…けど、眠い。」

「…意味分からん。」