ワザと、とか言っちゃってるよ…。 「はい、凜の部屋の鍵。」 真が私に差し出した。 「ありがと。」 「ちゃんと、鍵閉めとけよ?」 私は頷いた。 「準備終わったら、行くからっ!」 「分かった。」 私の部屋は、103号室。 真の部屋が102号室。 隣の104号室は、誰…? というか、自己紹介したわりに全く5人の事が理解できてない。 まぁ、とりあえず部屋に入る事にした。