「あぁ。凛、いんだろ?」

俺が言った。

「なっ…何!?
そんな怒っちゃってっ!?」

凛のねーちゃんが言う。

「俺にも、いろいろあるの。
それより、凛は?凛っ!!」


「…うるさいわね。
凛なら、優奈と公園に行ったっ!!」

何故か、キレながら言われた。

「…まじかよ。これ、置いといて。」

そう言って、
凛のカバンと俺のカバンを押し付けた。


そのまま、公園に行こうとすると。

「ちょっとっ!
あたしの妹、泣かせんなよ!?」

凛のねーちゃんが言う。


「…俺が泣かせるわけないじゃん。」

俺は言った。