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結局の結局の結局。


家に逃げた私。


「本当に帰って来ちゃった…。」

もう、目の前は私の家。


こっからが問題だ。

どうやって……。

言いわけが思い浮かばない。


そんな時。


―――ガチャ


「じゃ、行ってきまーす。」



予想外予想外…予想ガイです。


「あ……。え……!?」

周りを見渡して、もう一度私を見る。


「お姉ちゃん……。」


「…やっぱりっ!
やっぱりやっぱりっ!!」

お姉ちゃんが笑顔で言う。