しょうがない

しょうがないぞ。


ここは、最後の手段っ…!!



――――――――――

「……真!」


いきなり名前を呼ばれて、
びっくりした俺。


意識、どっかいってた。


「し、んが……いい……です……。」

凛が俺を見て言う。


「ぇ……?」


――――――――――

私が……、

勇気を出して言ったって言うのに…。


「……何のこと?」


すいませーん。
この馬鹿、殴っていいですか?


美波が焦って、真に耳打ちをする。