「ご飯食べに行こー!」

早音が言った。

うわっ…。

全く空気読めてないけど、ナイスっ!


「そうそうっ!ご飯を食べにー。」

俺が言った。

「…行く?」

真が凜に聞く。

「行こーよっ!」

由貴が言う。

「…うん。そうしようかな。」

凜が笑顔で言った。

なんだよ、由貴っ!

狙ってんのか?

俺が狙ってんだよっ…!!

と。

言いたい所だけど、黙っておこう。


――――――――

夕食を食べに。

食堂に向かった。

その間も、
ずっと由貴は私を笑わせてくれた。


「でねっ!」

由貴が言う。

本当、可愛いな。

妹と、喋ってるみたい。