私はもう照れてしまってどうにもならなかった。



「でもさぁ・・・どういう意味なんだろう・・・・」





「え?何が?」



私は口が滑ったことに気づく。




「いや!なんでもっ・・・」







チャ~ラ~ラ~ラ~ララララ~♪私の携帯が鳴る。




「誰からメール?」




「あ。綾香じゃん・・・・何々・・・?」




私は綾香から来たメールを読む。






          大変だよ・・・
      ______________





  実は・・・・お兄ちゃんが血だらけで倒れてたの。



 今病院。わたしこれからどうしよう・・・・







私と香織はこの事実に驚愕した。嘘とは思えない。



「多分あの大きな市民病院だよ!!行こう?!」





私と香織は少し冷えている夕方。病院に向けて走り出した。