「そういえばさぁー優は、それ誰にもらったのよっ?」
香織は聞いてきた。
私はお菓子を食べつつすべてを話すことにした。
「結城先輩・・・・・」
香織の顔が一瞬にして驚いた表情に変わった。
「うっそ!!!何て?!何て?!何だってぇぇぇ??!!!!」
「静かにしてってばっ!!・・・・・何か・・・・」
「何何何????」
私は躊躇したがやっぱり言うことにした。
「・・・・大切な・・・・・」
「どぅえええええ!!!」
すべてを語ることなく香織は叫んだ。
「静かにしてって!!お願いだから・・・・・」
「よかったじゃん!!!」