なんだ! あれがか?なぜだ?! と、かの令嬢を見て固まってしまった……あれが原因でセレスティーヌが泥を被ったのか?! 信じられなかった…

 クリス監視の元、サロモンとセレスティーヌは話をするために別室へと向かった、一緒に行きたいが私は部外者だ、まだだ、まだ待て!と心の中で叱咤する。

 その後両陛下に挨拶へ向かうも顔色が悪く倒れそうなセレスティーヌを抱いて送っていく事にした。
夢にまで見たセレスティーヌが自分の腕の中にいる事の心地よさ…もし君が私に落ちてくれれば絶対に離さないのに……