「小田さん、お前のマネージャーになるから挨拶しに行くか」

「え⁉︎マネージャーってあの⁉︎」

「どれだよ。……小田さん!こいつが五十嵐雨です」

小田さんのところまで走って行ってこっちに連れてきた木枯くん。

いきなりすぎて展開についていけない……。

「雨ちゃん、私、小田爽子《おださわこ》って言います。よろしくね?」

「は、はいっ!私、五十嵐雨ですっ。高校一年生ですっ」

「蒼くん、この子かわいいね」