「早く行こう」
「ママ、行くよー」
凛に引かれて歩き出した遼生さんに「ありがとうございます」と伝え、私もふたりの後を追った。
遼生さんが事前にチケットを購入してくれていたおかげで、スムーズに入園することができた。
「白くまさん! 早く、早く!」
まずは凛が真っ先に見たいと言うホッキョクグマの展示エリアへと向かった。初めて見るホッキョクグマに凛は大興奮。
「凛ちゃん、よく見えないだろ?」と言って、遼生さんは凛を肩車してくれた。おかげでよく見えたようでしばらくの間、凛の興奮がなかなか収まらなかった。
その後も凛が見たいという展示スペースから見て回っていく。こども牧場では、ウサギやモルモットと触れ合うことができ、初めて感じる生き物の体温や匂いに凛の目はキラキラと輝いていた。
「可愛いね、ウサギさん」
「そうだね」
膝の上にちょこんと乗っているウサギを驚かせないよう、小声で言いながら凛は優しく撫でる。
「ママ、行くよー」
凛に引かれて歩き出した遼生さんに「ありがとうございます」と伝え、私もふたりの後を追った。
遼生さんが事前にチケットを購入してくれていたおかげで、スムーズに入園することができた。
「白くまさん! 早く、早く!」
まずは凛が真っ先に見たいと言うホッキョクグマの展示エリアへと向かった。初めて見るホッキョクグマに凛は大興奮。
「凛ちゃん、よく見えないだろ?」と言って、遼生さんは凛を肩車してくれた。おかげでよく見えたようでしばらくの間、凛の興奮がなかなか収まらなかった。
その後も凛が見たいという展示スペースから見て回っていく。こども牧場では、ウサギやモルモットと触れ合うことができ、初めて感じる生き物の体温や匂いに凛の目はキラキラと輝いていた。
「可愛いね、ウサギさん」
「そうだね」
膝の上にちょこんと乗っているウサギを驚かせないよう、小声で言いながら凛は優しく撫でる。