小刻みに体が震える。


…あれ?


これ、ヤバい感じなのかも…。


震えているのに気づいたのか、後ろの席の今川くんが私に小さな声で話かける。


「相原さん?大丈夫?」


「大丈夫……平気だから。」


今、保健室なんて行ったら帰らせられるかも。

そんなことになったら、北川先生に会えないじゃん……!!

でも、どんどん力が抜けていく。

あ……倒れそう……。助けて……先生……。


バタッ

多分、その後記憶が無いから私は倒れたんだろう。

気がつくと、保健室にいた。