「紬っ!!私たち、高校でも同じクラスだよっ!!ほらっ!」

「ほ、ほんとだ!やったー!茉奈ちゃん!高校生活楽しみだね!!」

外に大きく貼りだされた、クラス表の紙。

入学式を目の前に、緊張してたけど、茉奈ちゃんと同じクラスなら、なんとか大丈夫な気がする。

「新1年生のみなさーん、そろそろ入学式の説明をしますので、自分のクラスに入ってください!」

学校の先生と思われる綺麗で可愛らしい人が、呼びかけをする。

「紬っ!行こっ!」