「このメガネ、どこのメガネ屋で買ったの?」
「新宿…」
「買ったばっかなら保証きくかもしれないから、同じ店に行った方がいいんじゃない?」
「うん。そうする。」
(電車とか乗ったらますますデートっぽいんだけど…)
二人は電車に乗ると、ドアの側に立った。
(なんかめちゃくちゃ女子の視線を感じる…羽生 晃一の私服の破壊力すごいな…)
「あの…ユウスケくん、本当にかわいいね。」
「だろ?って言いたいけど、あいつの愛想の良さって半端ないから今から将来が心配。」
羽生が困ったように言うので、葉月は思わず笑ってしまった。
「料理もすごすぎ。…けど、羽生くんの方が上手いって言ってたね。」
「今だけな。侑輔の方が俺より才能あるよ、すぐ抜かれると思う。毎朝俺の弁当作ったり、学校から帰ってからも頑張って練習してるし。」
「ふーん…あ!もしかして、羽生くんてユウスケくんの面倒見るために早く帰ってるの?」
「んーそういう日もあるけど、バイトの日もある。」
「バイト?リトルガーデン?」
「リトルガーデンも一応バイトだけど家業だから、それとは別に令和通りのカフェでもバイトしてる。」
「え、そうなんだ。私最近あのカフェよく行くよ。」
「知ってる。」
「私は全然気づかなかった…」
「学校と違うメガネで変装してるから。」
「なにそれ…スパイか何かなの?…あ、だから…」
(彼氏がいるって知ってたんだ…)
「そういうこと。」
葉月の考えを読んだように羽生が言った。
「ふーん………なんか…」
「なんか、何?」
「羽生くんの謎が一気に明らかになったって感じ。」
「謎だと思ってるの、荻田くらいだけどな。」
羽生は笑った。
(前はそうだったかもしれないけど…今はみんな気にしてるんじゃないかな。)
「新宿…」
「買ったばっかなら保証きくかもしれないから、同じ店に行った方がいいんじゃない?」
「うん。そうする。」
(電車とか乗ったらますますデートっぽいんだけど…)
二人は電車に乗ると、ドアの側に立った。
(なんかめちゃくちゃ女子の視線を感じる…羽生 晃一の私服の破壊力すごいな…)
「あの…ユウスケくん、本当にかわいいね。」
「だろ?って言いたいけど、あいつの愛想の良さって半端ないから今から将来が心配。」
羽生が困ったように言うので、葉月は思わず笑ってしまった。
「料理もすごすぎ。…けど、羽生くんの方が上手いって言ってたね。」
「今だけな。侑輔の方が俺より才能あるよ、すぐ抜かれると思う。毎朝俺の弁当作ったり、学校から帰ってからも頑張って練習してるし。」
「ふーん…あ!もしかして、羽生くんてユウスケくんの面倒見るために早く帰ってるの?」
「んーそういう日もあるけど、バイトの日もある。」
「バイト?リトルガーデン?」
「リトルガーデンも一応バイトだけど家業だから、それとは別に令和通りのカフェでもバイトしてる。」
「え、そうなんだ。私最近あのカフェよく行くよ。」
「知ってる。」
「私は全然気づかなかった…」
「学校と違うメガネで変装してるから。」
「なにそれ…スパイか何かなの?…あ、だから…」
(彼氏がいるって知ってたんだ…)
「そういうこと。」
葉月の考えを読んだように羽生が言った。
「ふーん………なんか…」
「なんか、何?」
「羽生くんの謎が一気に明らかになったって感じ。」
「謎だと思ってるの、荻田くらいだけどな。」
羽生は笑った。
(前はそうだったかもしれないけど…今はみんな気にしてるんじゃないかな。)