ている。
「手すごく赤くなってるじゃん。大丈夫?」
私はそう言いながら悠真の手を取り温めた。しばらくそうしていると、笑う声が聞こえた。
「秋華、今日が何の日か忘れてるでしょ」
そういえば入院してからカレンダーなんて見ていなかったから分からない。素直に頷くと、どこからかラッピングされた箱を取りだして、
「はい。今日はクリスマスだよ?メリークリスマス」
そう言って箱を渡してくれた。開けてみるとヘッドフォンだった。
「音楽好きなんでしょ?だからヘッドフォン!」
どうやら好きなものを教えた時に言った音楽が大好きだということを覚えてくれていたみたいだ。
「ありがとう!でも私プレゼント用意してない」
「ん〜…、じゃあ、」
そう言って急に顔が近づいてきたと思ったら、唇が当たっていた。ええと、これはつまり、キス?え、ええ!?
「プレゼントもらった」
そう言ってハグしてきた。痛いくらいに強く、強く。
「手すごく赤くなってるじゃん。大丈夫?」
私はそう言いながら悠真の手を取り温めた。しばらくそうしていると、笑う声が聞こえた。
「秋華、今日が何の日か忘れてるでしょ」
そういえば入院してからカレンダーなんて見ていなかったから分からない。素直に頷くと、どこからかラッピングされた箱を取りだして、
「はい。今日はクリスマスだよ?メリークリスマス」
そう言って箱を渡してくれた。開けてみるとヘッドフォンだった。
「音楽好きなんでしょ?だからヘッドフォン!」
どうやら好きなものを教えた時に言った音楽が大好きだということを覚えてくれていたみたいだ。
「ありがとう!でも私プレゼント用意してない」
「ん〜…、じゃあ、」
そう言って急に顔が近づいてきたと思ったら、唇が当たっていた。ええと、これはつまり、キス?え、ええ!?
「プレゼントもらった」
そう言ってハグしてきた。痛いくらいに強く、強く。