私が綿ちゃんの言葉に翻弄されてから数日たったとき、決定的なことが起こった。
「ひなく~ん」
私に見せつけるかのようなかんじ?で太陽くんにベタベタしている。
「……やめて」
太陽くんは嫌なようで、綿ちゃんを引きはがしていた。
そんな状況を見てられなくて、私は屋上へと向かっていった。
その時私には嫌なことが考え出されていた。
【価値はなくなった。】【私なんていなくてもいいんだ】
そんなことをループしながら考えているだけ。
気が付けばまた屋上にいっていた。