「っはあ、はああ。っひぃぃ、はあはあ」

過呼吸になってしまったのだ。

「はあ、っはあ、」

喉が苦しい。朝さんは私の異変に気付いたのか、手をすぐさま放した。

太陽くんは私のところへすぐさま駆け寄って前のように処置をしてくれた。

私は温かい空気を感じながら目をつむった。

もう死んでしまうのかという気持ちをつぶすように、なかったことにしようとするかのように。