「…」

「俺がどんな気持ちでいたかわかるか? お前が俺と距離とってから……どんだけ」

「あたしだって悩んでたんだよ…夢と、恋愛と…どっちも大事じゃん!どっちも…選べないじゃない」



そして、俺より夢、とったんだろ。



大事なやつの大事な夢を。

俺だって、応援くらいする。

君がイギリスで仕事をしたいのも知っていた。

それが子供の頃からの夢だったことも。