「う〜〜」

ジャケットをしぶしぶ脱いで、弁当をレンジに放り込む。

ヤカンを火にかけ、大きめのマグカップを取り出そうとしたら。

ガン!と台所の角に当たり、飲み口がかけた。

「…有り得ねぇ」


なんだか俺が温まるのを邪魔するみたいに物事が回る。