俺を男として見てほしい。


妹の友達、じゃなく。




「わかったよ」

「へ?」

「俺が聞いてみるよ」

「ほんと?」


顔が一気に明るくなる。

「さすが朔くん!ん〜〜いい子だね〜」


姉ちゃんは椅子からおりて俺の頭をワシワシと撫でた。