あぁ、もぅ!


実果の奴〜〜!


今日もいないんだからな!


こんな俺のピュアな相談にのれってーの!


「こら、朔。何考えてんの?」

「ん〜 別にぃ」

俺は座っていた椅子からベットに移動した。

「もしや実果のこと?」

「はぁ?」

「あれ、ハズれ?」

「なんで…」

「いや〜 あんた達ってさ〜」

ニヤニヤしながら俺を見つめる姉ちゃん。

完っ全に誤解してる!

「…違うから」

それも俺、あんたしか好きじゃねぇんだけど?