泣き出したあたしは、落ち着くため中庭に出ることにした。

1本の木に座って、あたしは友達に一通り話を聞いてもらった。

「なんでそんなこと言ったの〜?」

「…だって」

立てた膝に顔をつけたまま、あたしは無言になった。

「なんか理由があるとは思うけど… 態度、悪いんじゃない?」

「わかってるよぉ…」