あぁ〜やっぱりか。


案外可愛い所あるんじゃん!


「真理ちゃん、頑張って!あいつ、きっと喜ぶよ!!」


「…もしかして?私だと思ってるでしょ?」


…だろう?


今の会話だと!


「真理ちゃんじゃないの?」


腕を組みながら、前進してギラッと俺を見る。


「私じゃないの!…だから、この話は絶対に、仁君には言わないでよ!!」


キョトンとしてる俺に、さっきまでの可愛い真理ちゃんから、また小悪魔ちゃんに変身してるし。


意味わかんねぇ〜!


「分かったよ!! 言わないし。興味ないって!」


仁に、誰がチョコ渡そうが…知らねーよ!!