広い校内を軽快な足取りで歩く俺。


バカみたい?


女の子みたいかな?


自分でも、心が躍っているのが分かる!


学校を出ると、そのままバイトに向かった。


実は、隠し玉があるんだ。


茜ちゃんを知っている子と、俺は一緒にバイトしている。


だから、何が言いたいのか?


『恋はガッツだと思う!』


バイト先まで、軽やかなリズムは収まらなかった。