遊園地から家に帰る途中、兄の車で寝ちゃったから、帰りは記憶がなくて


気がついたら家のベッドで寝ていた


遊園地に行ったことが夢のように感じた


「あ、朝6時か。私服のまま寝ちゃったな」

喉乾いたな〜

私は義兄を起こさないように忍び足で階段をおりていくと、その必要はなかったみたい

「莉緒ちゃん!」

「お、姫ちゃん〜、おはようー」

「あ、姫華起きたのか」

そう言えば今日義兄は朝早いって言ってたっけ?

「まだ起きてないと思って、ゆっくり降りてきたのに〜」

私がわざと拗ねると、義兄は


「姫華が朝早く起きるってことはー」


義兄は何を察したのか、コップに水を入れた

「ほら、喉乾いたんだろ?」

「ありがとー!」


私はコップに入ってる水を一気飲みする