「もうこれからは心配しなくても大丈夫だよ。だって俺らがいるかね」


翔琉くん、ありがとう

颯人くんも、お兄ちゃんも

「みんな、ありがとう」


「よし、そろそろケリをつけるか。Streamを潰す」

『あぁ』


これからやることがあるからと倉庫を後にし、家に帰った


「お兄ちゃん送ってくれてありがとう」

「これくらいどうってことないって!」


お兄ちゃんも用事があるらしく、私を家まで送るとそのまま車を走らせた


家に帰るとすごくいい匂いが鼻腔をたどった


「ねぇ、姫華…忘れてないよね?」

「なにが?」


私は本当に分からないから莉緒ちゃんに問いただすと

「えっ、姫華、あなた今日誕生日って言ってなかった?」


た、、誕生日?


「あっ!」


色々ありすぎてすっかり忘れてた