あの後、三人に質問されまくり…絶対に渡さなければならなくなった。
「ホームルームを始める、席につけ」
先生の声がしたのでみんなバタバタと自分の席についている。
「え~、今から持ち物チェックを始める」
普段は持ち物チェックなんてしないのに…。
すぐになぜだかわかった、バレンタインデーだからだ!
だが、ここで問題が起きた…先生に怒れたくないけどどう隠すかだ。
前の席からどんどん確かめていく先生。
パニックになりながらも…一つ案が浮かんだ。
「カバンの中も空にしてみせろ~」
そういわれると思っていたから大丈夫だ。
「よし、オッケー…次もオッケー、春風はうん…オッケーだな」
やった…、つい心の中で喜んでしまう。
実は、先生…カバンの中はチェックするけど机の仲間では確かめないのだ。
だから、カバンに入っていたチョコの袋を…そっと机の中に隠しておいたってこと。
成功するって決まったわけじゃなかったから不安だったけどね。
だけど、雪城くんに無事チョコレートを渡すまでは…油断できないな。
「ホームルームを始める、席につけ」
先生の声がしたのでみんなバタバタと自分の席についている。
「え~、今から持ち物チェックを始める」
普段は持ち物チェックなんてしないのに…。
すぐになぜだかわかった、バレンタインデーだからだ!
だが、ここで問題が起きた…先生に怒れたくないけどどう隠すかだ。
前の席からどんどん確かめていく先生。
パニックになりながらも…一つ案が浮かんだ。
「カバンの中も空にしてみせろ~」
そういわれると思っていたから大丈夫だ。
「よし、オッケー…次もオッケー、春風はうん…オッケーだな」
やった…、つい心の中で喜んでしまう。
実は、先生…カバンの中はチェックするけど机の仲間では確かめないのだ。
だから、カバンに入っていたチョコの袋を…そっと机の中に隠しておいたってこと。
成功するって決まったわけじゃなかったから不安だったけどね。
だけど、雪城くんに無事チョコレートを渡すまでは…油断できないな。