翌日、謙一はミオと共に学校へ向かう。


ミオは物静かな風貌だか、何処かミステリーな雰囲気も漂わせる美人だ。


ミオは職員室へ行き、謙一は教室へ行く。


朝のホームルームでミオが紹介された。席は俺の隣を空け、ミオの席が設けられた。


ホームルームが終わるとキオが凄い形相でミオの席迄来てミオを連れて教室を出た。


謙一も後を追う。


人気のない渡り廊下に2人は居た。


「ミオ!お前、何で?!!」


キオはミオの事を知っているみたいだった。


「それは…私からキオ様には申し上げられません。」

ミオが冷静に答えた。