翌朝、携帯がメールの受信を知らせて震えた。 "佐伯さん、おはようございます。よく寝れましたか?また何か心配事があったら連絡ください。 南" 「ふふ…何か良いわね、こういうの。」 春香は直ぐにメールを返す。 "おはよう。昨日はありがとう。よく寝れたわ。 佐伯 " こうして、春香は南とメールのやり取りを始めた。 バスルームでは、前の様に板が外れて居る事もなく、不安も薄れていた。