「麻織|《まおり》、本当に出ていくのか?」
「うん、あっちの方が学校に近いし」
「麻織ちゃん、いつでも帰ってきていいからね?えりかも待ってるから」
「ありがとう、お母さん。えりかも」
高校一年生になった私、佐藤麻織|《さとうまおり》は家を出て、一人暮らしを始める。
「うん、あっちの方が学校に近いし」
「麻織ちゃん、いつでも帰ってきていいからね?えりかも待ってるから」
「ありがとう、お母さん。えりかも」
高校一年生になった私、佐藤麻織|《さとうまおり》は家を出て、一人暮らしを始める。