「佐倉…本当にごめん…」



「謝られても、困るんだよ。じゃあね…」


「待って!まだ話したいんだ…」



何を…今更話すのよ…


「ごめん…明日来るから…」


あたしは扉を閉めた。


はあ…


レイは今あんな状態だし
本当は離れていきたいのに離れられないよ…



心配で心配で…



本当は…やっぱりまだ
レイが好きなんだ…


そんなのわかってる。
わかってるけど…



離れたい…離れなきゃいけない。